株式会社 家庭薬新聞社
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2008年4月トピックスバックナンバー

春の褒章・叙勲―森政雄氏が黄綬褒章を受章
 政府は4月29日の「昭和の日」、平成20年春の叙勲受章者を発表したが、配置薬業界等の関係では以下の5氏が受章の栄に浴した。また、褒章関係では、リードケミカル(株)社長の森政雄氏(全国配置家庭薬協会長、(社)富山県薬業連合会会長)に黄綬褒章が贈られ、半世紀にわたり経皮吸収型医薬品の研究を一筋に続け、新薬開発に寄与した功績が称えられた。
【褒章】
黄綬褒章=森政雄氏(全国配置家庭薬協会長、(社)富山県薬業連合会長、リードケミカル(株)社長)
【配置薬業界】
旭日双光章=中井康允氏(奈良県薬剤師会副会長、高市製薬(株)社長)
旭日単光章=松石平治氏(元(社)福島県医薬品配置協会副会長)、江田行雄氏(元(社)神奈川県医薬品配置協会副会長)
【大学・薬剤師会等】
瑞宝中綬章=森田直賢氏(富山医科薬科大学名誉教授)
旭日双光章=北喜一氏(元(社)富山県薬剤師会副会長)

第6回販売体制・環境整備検討会―5月中にも報告書作成
 厚生労働省の第6回医薬品の販売等に係る体制および環境整備に関する検討会が4月24日にひらかれ、検討事項に関する論点の整理案について意見を交換、まとめの作業に入った。第1類医薬品を取り扱う場合の管理者を薬剤師とするか、また登録販売者でも可とするかで意見の対立が根深い部分もあり、最終的に意見の一致が見られるかは不透明で「両論併記」の可能性もあるが、検討会では5月中にひらく残り2回の会議で、同整理案を基に報告書をまとめ上げる考え。これを受けて来年度の改正薬事法の全面施行に向けた政省令や関係通知、規則等の制定が行われる見込みで、いよいよその全貌が明らかになる。

配置薬議連総会―改正薬事法施行対応で配置の実態に即した運用等を要望書
 配置薬議員連盟の総会が4月23日に開催され、加盟119名(衆院100名、参院19名)のうち、本人34名、代理43名の計77名が出席。全配協から全国の製販代表者ら約100名が駆けつける中、改正薬事法施行対応で配置の実態に即した運用や配置販売品目の拡大等を求める要望書を提出した。

富山薬連団体商標「富山のくすり」―シンボルマーク決まる
 富山県薬業連合会は4月21日、団体商標「富山のくすり」の統一デザインとロゴマークを決定した。シンボルマークは、同県薬業が誇る300有余年の歴史の立役者「売薬さん」が柳行李を背負ったシルエットを形取り、富山のアルファベットの頭文字「T」を連想させるもの。また配色は、同県の雄大な自然景観を連想させる「緑」に、「安心」、「温かみ」を伝える「オレンジ色」を用いており、「安心ある富山のくすり」を消費者にアピールすることがコンセプトになっている。

配置用医薬品生産額は352億4千万円―ピーク時に比べ「半減」
 厚生労働省がこのほど公表した平成18年薬事工業生産動態統計年報の概要によると、医薬品の国内生産額は6兆4381億円で前年比0.7%増加し、過去10年間で最高となったが、用途区分別で見ると、配置用は352億4300万円で前年に比べて7.1%もの大幅減となり、ピークだった平成9年(685億4500万円)の半分近くにまで落ち込んだことになる。また、一般用も5992億5900万円で前年比2.0%減とマイナス傾向が続いている反面、医療用は1.1%増の5兆8036億円と堅調に推移した。
第5回販売体制・環境整備検討会―店舗管理者要件で意見二分
 厚生労働省は、第5回医薬品の販売等に係る体制及び環境整備に関する検討会を4月4日に開催し、委員15名中、13名が出席した。今回の議題は、第4回検討会にひきつづき、(1)情報提供等を適正に行うための販売体制、(2)医薬品販売業及び管理者の遵守事項―の2点。
 そのうち「情報通信技術を活用する場合の考え方」では、インターネットを活用した医薬品販売の実情について、特定非営利活動法人(NPO)「日本オンラインドラッグ協会」の代表を招き、意見陳述を聞いた上で検討を進めたが、販売時に専門家が直接関与するという対面販売の原則に基づき、その可否が議論の的となった。また、店舗販売業の管理者要件が焦点となり、第1類医薬品を取り扱う場合、管理者は薬剤師とすべきとの意見と、登録販売者での可とする意見で二分した。
 同検討会は、5回の会合を通じて与えられた4項目に関する検討を一通り終えた形となり、次回からは意見の取りまとめの作業に入ることにしている。



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